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札幌のデザインマネジメント会社社長のブログです。

川端康成『古都』より

お仕事紹介WEB編(その1)

 たまに自社で手がけて来た仕事の紹介でもしようかと思い立ち、一言コメント付きで紹介してみることにします。今回はWEB編。並び順は全くの順不同、時系列も無視したランダム順です。

札幌コンベンションセンター

 打ち合わせから制作・納品まで全てをスタッフに任せてしまった案件の第一号。個人的には何も関わってません。よくできてると思います。WEB標準を指向した最初の案件でもあります。公開当初はセンターの強い意向でスタッフの似顔絵をトップページに載せてましたが、何ともいえないローカルっぽさを醸し出していました。

HiNT(R&Bパーク大通サテライト)

 HiNTとは独立行政法人産業総合技術研究所・北海道センターを中心とした組織のサテライトオフィスのことで、一言で言えば産官学連携の窓口としてハブ機能を担っているところです。太田室長という「歩く研究者データベース」な方がいて、どんな難しい相談をしてもたちどころに最適な研究者をマッチングしてくれます。サイトとしてはXoopsベースで構築されていて、こういう多数の機関や関係者が運営に関わっているサイトはCMSが大変有効に働き、本領を発揮します。

産業総合技術研究所・北海道センター

 一個上のHiNTの母体組織で、弊社が制作をした順番はこちらが後(一年後ぐらい)になります。まだWEB標準に準拠していないころの案件です。弊社はこういった研究組織や大学などの、専門的で難しい内容の事業紹介をわかりやすく再構築することがどうやら強みのようです。

函館大学(函館市)

 うってかわって、こちらはとてもユニークなアプローチをしている大学サイト。WEBによって受験出願を増やす、というシンプルなミッションに対しての、弊社なりの答えがこのサイトです。たとえば大学のサイトでありながら観光情報を大きく扱ったり、トップの学長も1学生もフラットに扱ったインタビューであるとか、動画をフィーチャーした部活紹介であるとか、かなり特色があるコンテンツだと思います。全ての取材や写真撮影をデザイナー自身(2名)がやっています。ハコちゃんの中身も実は…。

藤女子大学 学科サイト

 おそらく弊社で初めてCMSを導入したサイトだと思われます。もはや懐かしく感じます。2種類のCMSを組み合わせてアカウントレベルを使い分けるという手法をとりました。話し合いの進め方や運営方法の確立など、いろいろと勉強になることが多い案件でした。Design=H

GEL-COOL

 保冷剤一体型ランチボックスというユニークな製品のサイト。製品(GEL-COOL)自体のプロダクトデザインも弊社がやっています。製品のコンセプトを伝えるという役割と、ECサイトとしてしっかり商売してくという機能のバランスの取り方など、日々変化・成長しているサイトです。サイトと一緒に我々も成長させてもらっている気がします。

横浜QUEEN'S EAST(横浜市)

 横浜にあるデパートのWEBサイトで、弊社で手がけている唯一の流通系クライアントの案件です。今更ですが、ネットというインフラがある以上、距離が離れていることを問題にするのはナンセンスですね。

その2に続く…


♪ 1000 Knives / Yellow Magic Orchestra