Butterfly only knows.

札幌のデザインマネジメント会社社長のブログです。

川端康成『古都』より

ミーティング時のノートPCは右45°

 お客さんと打ち合わせするときは、大抵ノートPC持参で臨んでいる。打ち合わせしながらその場で議事録を作成していき、だれかの「じゃそういうことで。」のクロージングの声とともに出席者や関係者にメール送信してしまうやり方。これで自社に戻ってから改めてメモなど見ながらTODOを起こしたりする時間が節約できるし、取りこぼしも減るし、言った言わない的な不毛なこともおきにくいはず。

 しかしこのスタイルは結構難しい。陥りがちなのが、目の前のモニタに注視してしまい、相手との微妙なコンタクトが失われること。相手にとっても、なんとなく上の空で話してるような印象になりがちで、間違いなく印象はよくないであろう。なので、

  • 目線を落とさず、ブラインドタッチでばきばき打つ

…というスキルが必要になってくる。これで相手の表情の微妙な変化も読み取れ、提示したデザインプランのフィット具合もわかるはず。

 さらに、ノートPCをおく場所にも気をつけている。自分の正面ではだめなのだ。これは微妙なことだけれども、もし相手が手帳かなにかに、片手で隠したり、持ち上げて背表紙しか見えない位置にしてこっちに見えないようにコリコリ書き付けていたら、すごく気になりませんか。
 なので、ノートPCは斜め右45°ぐらいに。そうすると相手からはちょうど真横が見えることになるので、画面は見えないけど、遮蔽されている感もない、という具合になる。ささいなことだけど。


 で、今現在(2007/11)ミーティング時の専用マシンは相当型遅れのThinkPad X40。かなり荒くガシガシと使い込んでいる。非常に道具感の強いPCかと。メインで使っているマックは浮気性でちょくちょく買い換えているのに、特に思い入れなく道具的観点で選んだThinkPadはかなり長続きしている。


Two months off / Underworld