Butterfly only knows.

札幌のデザインマネジメント会社社長のブログです。

川端康成『古都』より

ドラクエのユーザーインターフェイス

 今DSのDQ4をやっていますが、たぶんオリジナルで出た当時は3とのあまりの違いに途中で投げ出したはず。AIなんて余計なお世話。馬車なんかいらないから。とかいいつつ。

 DSになってそれになりに楽しく遊んではいますが、操作性に関してどーしても納得いかないことが。DSは上下2画面(ドンキーコングを想った人はそれなりの歳)が特徴ですが、まだそのインターフェイスをもてあましているようなゲームもちらほら。FF3なんて・・・。
 でDQ4ですが、お店で物を売るとき、まず売る人を選んで、それから売る物を選ぶのですが、

  • 売る人を選ぶ時にその人の持ち物が「上の画面」に表示(リスト形式で)される
  • 売る人を選ぶと「下の画面」に持ち物が展開される(アイコン+品名の形式で)

なもんだから、上画面をみながら選んで押すと、フォーカスが下画面に移ったことが一瞬わからず、とまどうわけです。売ろうと思った物がどこにあるのかわからなくなりがち。なおかつ、最初はリスト形式なので上下の動きで選択するつもりで身構えてると、下画面でアイコン+品名形式に変わるので左右の動きも必要になってくる。
 
 ドラクエとマリオはユーザーインターフェイスを鬼のようにつめてあると認識してましたが、DQ7以降、どうも様子がおかしい。ハードやテクノロジーに対して新しい取り組みをすること(世界をL+Rボタンで回すとか、上下2画面構成とか)が優先されて、肝心の操作性のプライオリティが下がっているような気がします。DQ9もあまり期待できないかも。やるけど。


♪ Keep on Movin' / Soul II Soul